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第3回研究会「災害時のラジオの役割って?」報告

  • 執筆者の写真: 代表 しがNPOセンター
    代表 しがNPOセンター
  • 2019年12月17日
  • 読了時間: 2分

12月11日に第3回研究会を「災害時のラジオの役割って?」というタイトルで、ハッシュタグ大津京にて開催しました。講師は、エフエム滋賀編成制作部部長の糸井孝実さんと、FM おおつ代表取締役の古田誠さんです。


災害情報をいち早く入手し放送するのがラジオの役目ですが、阪神淡路大震災では放送局が損壊したし、熊本地震でもいち早く機器をあつめて臨災局を開設し電波を飛ばしていたそうです。具体的な放送のしくみを聞いて、災害時に放送を継続するのはとても大変なことだと思いました。


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近畿ろうきん 八尾さんからご挨拶



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FMおおつ 古田さんのお話



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エフエム滋賀 糸井さんのお話


お二人とも気にしておられるのは琵琶湖西岸断層地震で、いつかはやってくる。そういった時に災害情報をみなさんにお伝えするために、自治体、警察、民間同士の協力体制を日常から作っておられるそうです。しかし、実際に動けるかどうかは、設備や人員体制の維持に支えられるもので、一番恐れているのは電波が止まる事故だそうです。そのための万全な対策はとっておられるのですが、来てみないとわからないのが実際。

その後の交流では、市民の方々のラジオ離れの話題が出ていました。停電で真暗闇になったときに、ラジオから声が流れるだけでも安心するので、そういった癒やしの役割もラジオは担っているそうです。



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グループに分かれて情報交換を行いました


災害時には、受け身ではなく自ら情報を積極的にとり、情報を生かして主体的に動く市民のみなさんが多くいる市町は心強いものです。少しでも身近でローカルな放送が、日常から市民生活を支えているのだと言うことを改めて考えさせられました。

会場のブランチ大津京は、2週間前に開業したばかりの商業施設ですが地域の避難場所にもなる公園があります。昼下がりの穏やかな公園を眺めながらの研究会でした。

 
 
 

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