10月23日土曜日午後、久々のリアル講演会で、近畿のあちこちから参加者が集まりました。講師は元シーズ代表の松原明さんです。
「社会的にゃんぱくと評価の対峙語は社会的わんぱくと評価」、この話は事前に聞いていたのですが、講演を聴いて会場全体が「なるほど・・」と。
要するに「素直で真面目なわんちゃん」では「この多様で多彩な価値の評価はしきれない」ということで、ネコ派の松原さんがネコを前面に登場させたというわけなのです。社会的にゃんぱくと評価は相利評価とも言います(こっちがにゃん(ちゃん)とした名前!)
わんちゃんは、飼い主の過剰な要望に沿おうと努力するあまり、過剰な成果の積み上げ、成果の出やすい活動へ努力を集中させてしまう。
ネコ目線ではもっと自由でいいわけで、みんながネコのように自由に動く中でより「よい関係性を作れるかどうかを評価するプログラム評価」が「社会的にゃんぱくと評価(相利評価)というわけです。
NPOの力は組織内だけではなく関係者にあり、それぞれのやりたいことを実現できることで協力関係をつくる、その評価方法が相利評価表とのこと。きっとそのうち社会に出回ると思います。
地域ネコのTシャツで地域ネコのお話から始まり、プレゼンはなんと198ページ。5倍速の何とも破格な講演会でした。
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