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  • 執筆者の写真代表 しがNPOセンター

⑤レポート「子ども合唱団「le lien」(ルリアン)」

更新日:2月29日

 

●実施団体名:SHIGA CITY株式会社

●対象:小学生 

●練習日・時間:毎週木曜日 17:15~18:45

●実施場所:

      〒520-0021 大津市二本松1-1 BRNCH大津京内 

            ハッシュタグ大津京シェアスペース

●料金:入会金3,000円 月謝5,500円

    (先着20名:入会金無料、初回入会月は月謝無料)

●問合せ先:

 電話:090-7754-0802  (福重)        

 メール:school@shigacity-fc.jp

                  ※ここからも問合せができる













レポート:「子ども合唱団「le lien」(ルリアン)



 「音の響きが心の奥にまで届く、そんな体験をしたことがありませんか。音と心は密接な関係があります。子どもたちが曲に出会ったときに、知らない景色やそこに住む人たちの様子を想像できるように声かけすることで、子どもの好奇心が高まったり、安心したりできます。」と主催者の福重さんは話されます。「le lien」とはフランス語で「つながり」を意味し、「子どもが子どもらしくいられる合唱団」、「生まれたての合唱団」「ゼロから創る合唱団」これが「le lien」という名称の由来です。


 2月3日(土)、子ども合唱団ルリアン創設記念コンサート「親子で楽しむミニコンサート」が大津市内で開催されました。この合唱団は立ち上げ時期ということで、このコンサートを通じて参加者が少しでも増えればよいという思いです。

 



 会場には子ども13名、おとな11名が集まっており、4名の演奏者の笑顔のあいさつで始まりました。進行役は、実際に合唱団の指導をされている方で、子どもたちへの働きかけは慣れておられます。今回は元気な子どもたちが多く、最初から何がはじまるか興味津々です。





 1曲目の「子犬のワルツ」がはじまると、子どもたちはピアノに注目です。フルートやバイオリンの曲が続くと、だんだんその響きに引き込まれていくのがわかります。

 

一転、みんなが知っている「スーパーマリオブラザーズ」の曲がはじまると、自然と体が動き始めました。はてなボックスをタッチする音や大きくなる音など、マリオの「擬音」をピアノで弾ける体験では、緊張している様子も伺えます。 

「オニのパンツ」の曲では、みんなで体を動かして大きな声で歌いました。その他に「カニのパンツ」や「ウサギのパンツ」も登場し、フロアは大合唱になりました。





 その5日後、練習会場を訪問しました。会場には、恥ずかしがりやな性格のお子さんが1名参加していました。はじめは、椅子の陰に隠れていたりしていましたが、しばらくすると先生のキーボードに合わせて大きな声が聞こえてきました。回を重ねるごとに少しずつ心のわだかまりが溶けて、声が出せるようになってきたそうです。先生は子ども心の動きと表情をしっかり見て、曲やテンポを合わせます。




 

ただ歌を歌うだけでなく、自信を身につけて心を解き放ち、それぞれの子どもたちが輝き羽ばたきだす。「音楽のちから」を信じて、そんな合唱団が生まれようとしているのだと感じました。

 

取材日:2024年2月3日、8日




 





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