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  • 執筆者の写真代表 しがNPOセンター

②レポート「居場所の提供とともに、適切な教育・医療・福祉機関に繋ぐ」

更新日:2月8日



●実施団体名:シャローム学園

●取り組み:「居場所の提供とともに、適切な教育・医療・福祉機関に繋ぐ

●対象:不登校・引きこもり状態にある子どもとその保護者、医療的ケア児や自閉症スペクトラムなどの障がいのある子どもとその保護者

●開催場所と時間:月・水・金曜日のうち月9回 10:00~14:00 場所は大津市打出浜にあるマンションの一室

●取組みについて知りたい場合の問合せ先:080-3845-2318(代表 衣斐陽子)または shalomgakuen@gmail.com

●団体からひとこと:学研シャローム大津教室・学研シャローム南郷教室を併設しており、医療法人大高医院を始め様々な教育・医療・福祉につなぐ活動をしております。






レポート

フリースクールシャローム学園 秋まつり

 

代表の衣斐さんは、看護師さんとして働いていましたが、自身の子どもが不登校になったことで病院勤めが難しくなり、家でできる仕事として「学研教室」を始めました。その中に不登校の子や自閉症などの気になる子がいたことで、フリースクールを2019年に始めました。看護師として病院と繋がりながらサポートしていたこともある。地域の医療機関や大津市家庭児童相談室と繋がりながら学園を運営しています。



 

2023年11月12日の日曜日、シャローム学園の秋祭りへ伺いました。事務所と大高医院を使って様々な遊びと、食べ物の販売など、工夫した店づくりになっています。

朝が少し早かったので、まだ担当者が来てないところもあり、参加している人たちで店づくりの準備です。

 

大人のボランティアは、近所の方やフリースクールに関わっている方などが、準備をされてました。朝が苦手な子どもはなかなか起きられないとかで遅れるそうです。


そのうち親子で参加者も増えてきてにぎやかになってきました。それぞれの遊びも中高生が担当し、子どもたちと会話をしながらゲームをしています。




 

今回は2回目ですが、まだ近所の方たちへのPRはしていなくて、学園の関係者(子どもの家族やボランティア)で開催していました。ですから、お祭りにつきものの食べ物関係も内部の方たち向けに準備され、皆さん親子で楽しそうに食べていました。


スーパーボール掬いは金魚すくいの紙ネットで上手に掬っていました。5個までは持ち帰りできるのですが、みんなそれ以上に取って、好きなものだけを5個袋に入れてもらってました。輪投げはペットボトルを輪投げの芯にするために段ボールの上に角度もつけて作ってあります。工夫した遊び道具が満載でした。





衣斐さんは、子どもが遅れても、準備が遅くなっても、ゆったり待っておられ、子どもたちにとっては居心地が良いのだろうなと思えるお祭りでした。


明日は、安曇川まで小豆の収穫に行くそうです。支援者の方が小豆の生産者をご存じで、そういう関係でこの事業になったということです。今の子どもたちは小豆のさやさえ見たことがないでしょうから、よい経験になると思います。多くの支援者に囲まれているシャローム学園です。






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